全てに企業に必要不可欠!?BCP対策の基本を知ろう

BCP対策って何のこと?

阪神淡路や東日本大震災クラスの大災害を想定し、そのような事態が生じても継続的にビジネスを続行出来るようにする対策のことをBCP対策と言います。BCPとは、ビジネス・コンテニュイティ・プラニングの頭文字から取った略称のことです。インフラが分断されるような大災害を想定した対策は、いざ策定しようとすると困難が付きまとうもの。実際、体力的に余裕のない中小企業の多くは、現在のビジネスを継続させることだけですでに手一杯なのが実状なんですよ。

そもそもビジネスの継続とは何を指すの?

BCP対策とは、ビジネスを継続できるプラン策定という意味を持ちますが、実際にビジネス継続とはどういったものを指すのでしょうか?業種によって多少異なりますが、共通しているのは人材と資金及びノウハウを保全し、生産能力を確保するということです。曖昧ではなく具体的にビジネス継続に関わる事柄をひとつひとつリストアップし、対策を行うことが求められます。そして、万が一の事態が生じた際、速やかに復旧できる計画を立てることこそがBCP対策なんですよ。学校などの避難訓練同様、あらかじめBCP対策を策定しておけば初動に大きな差が現れます。それは企業にとって死活問題となるほどの差と言っても過言ではありません。

BCP対策の実状を知ろう

BCP対策は、企業のサバイバル力を担保するために必要不可欠ですが、実際に策定を完了させた企業は意外なほど少ないんですよ。たとえば大企業において策定済みなのは45%程度、中小企業は20%程度に過ぎないのが実状。中小企業に至ってはBCP対策そのものを知らない企業が13%も存在するほどです。全体としては、30%程度しかBCP対策は施していないことになります。保険会社が地震保険の保険料を年々増額していることからも明らかなように、日本の大災害リスクは日増しに現実を帯びてきています。余裕がないからといってBCP対策を怠ると、有事の際に事業を断念することにもなりかねませんから、早めの対策が求められます。

BCP対策とは、天変地異など危急の事態に遭遇した時に、どのように事業を継続していくかの計画をたてる対策のことです。